協会のトラスト地
トラスト地の一覧表はこちら（PDF）
北海道
愛別ヒグマの森トラスト 陸の生態系の頂点に位置するヒグマをはじめ、ホオアカやクジャクチョウなど多くの動植物の生育・生息地となっています。周辺には、同じくヒグマが多く確認されている天塩岳道立自然公園があり、一体的に保全する必要があります。ホームページで当協会の活動を知り、自然を守るために有効活用して欲しいという企業から、寄贈を受けました。 |
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阿寒の森トラスト 日本最大の湿原である釧路湿原の西側にあたる釧路市阿寒町内に位置し、タンチョウやキタキツネなど多くの生きものを育む森です。関東にお住まいの個人の方より寄贈を受けました。釧路湿原や阿寒川流域におけるエコロジカル・ネットワークの推進の一端を担う森として自然のまま残していきます。 |
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北湯沢温泉の森トラスト 洞爺湖の北東部、伊達市大滝区に位置し、100年の歴史を持つ北湯沢温泉郷の西側にある緑豊かな森です。北海道が指定した水資源保全地域内にあたり、重要な 水源の森として位置づけられています。 |
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余市の森トラスト 積丹半島の付け根にあたる余市町に位置し、ブドウやリンゴなどの果樹園が広がる農村地帯にある森です。この森は近隣の小河川の水源にもなっています。 |
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豊浦の森トラスト 噴火湾に面する北海道・豊浦町に位置し、雄大な海のパノラマを望む丘陵地にある森です。この森を含む一帯は、洞爺湖有珠山ジオパークのエリア内でもあり、悠久の時をかけて火山活動がつくった美しい風景が広がっています。 |
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阿寒・西徹別の森トラスト 2012年に取得した阿寒の森トラストから5kmほど北に位置するトラスト地で、釧路湿原へと注ぐ阿寒川の流域にあたる開けた原野です。東京都にお住いの個人の方よりご寄付いただきました。 |
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羊蹄山麓・真狩の森トラスト 留寿都村と真狩村の境にある、かつては軍隊の演習拠点地になっていたという軍人山に位置するトラスト地。羊蹄山を望むことのできる風光明媚な場所にある森です。 |
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昆布岳の森トラスト1号地 豊浦町とニセコ町にまたがる、尖った山頂となだらかな裾野という独特の形が特徴的な昆布岳の南麓にある森です。トラスト地のあるエリアは原野商法により切り売りされた土地ですが、開発されることなく自然が残っています。相続をきっかけに岐阜県にお住いの個人の方より寄贈いただきました。 |
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カレイの森トラスト 長万部町の市街地を北上し、黒松内町との境界にある写万部山の中腹に位置する4.6haを越える自然地です。写万部がアイヌ語で魚の「カレイ」を意味することに因んでトラスト地名を「カレイの森」としました。周辺には放牧地が多く、北海道らしい景観が広がっています。 |
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深川・水源の森トラスト 石狩川の支川である雨竜川の中流域に広がる、なだらかな丘陵地に位置する森です。かつて原野商法により切り売りされた土地ですが、改変されることなく豊かな森のままで残っています。麓には全国2位のそばの産地ならではのそば畑が広がっています。相続をきっかけに共有者8名全員の了解を得てご寄付いただくこととなりました。 |
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浦河の森トラスト 競走馬の産地として有名な日高地方・浦河町内のトラスト地です。川沿いの約80haの広大な河畔林と、牧場が広がる地区に位置する森の2箇所に分かれています。どちらも広葉樹からなる豊かな森です。 |
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歌才湿原トラスト 北海道・黒松内町にある歌才湿原は、多くの生きものたちが息づく道内最古の貴重な高層湿原で、氷河期からのピート（泥炭）が積み重なってできています。環境省の「日本の重要湿地500」にも選定されていますが、私有地であるこの湿原を恒久的に守るため、黒松内町と当協会が共同で取得することになりました。その後の歌才湿原トラスト・キャンペーンで、多くの皆さまから頂いたご寄付を支えに、歌才湿原の豊かな自然を共有者の黒松内町と連携しながら将来世代に引き継いでいきたいと思います。 →歌才湿原トラスト・キャンペーンの詳細はこちら |
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静狩湿原トラスト 静狩湿原トラストは、北海道最南端の高層湿原である静狩湿原のエリアに位置しています。「静狩」という地名が、アイヌ語の「山の手前、行き止まり」に由来するとおり、静狩湿原はオタモイ山のふもとに広がっています。大正時代には国の天然記念物に指定されましたが、昭和25年に解除され、農地開拓により、約800ヘクタールあった湿原はわずか34ヘクタールとなりました。今回のトラスト地取得を、この貴重な湿原の保全につなげていきたいと思います。 |
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昆布岳の森トラスト2号地 2014年に取得した昆布岳の森1号地から2kmほどの場所に、新たなトラスト地ができました。1号地と同じく昆布岳の南側斜面にあり、噴火湾に注ぐ貫気別川の上流に位置する水源の森です。 |
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洞爺湖の森トラスト 支笏洞爺国立公園内にあり、多くの野鳥がすむ水源の森です。関東にお住まいの個人の方より寄贈を受けました。 |
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東北
| 小川原湖畔・野鳥の湿原トラスト 青森県・下北半島の付け根にある小川原湖畔に位置する湿原です。世界でも中国の一部と日本にしか分布していない希少種オオセッカの世界最大級の繁殖地であるラムサール条約湿地の仏沼が隣接し、トラスト地周辺は多くの渡り鳥がやってくる国際的にも重要な中継地となっています。 |
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| 青森・黒石の森トラスト 十和田八幡平国立公園の北西の玄関口に位置する黒石市。ブナの原生林が広がり、市民から文学の森として親しまれている黒森山とその周辺にトラスト地があります。 |
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一関の森トラスト 岩手と宮城の県境に位置する相川ダムの側に広がる、約2.2haの豊かな森です。代々受け継がれてきたこの森を相続をきっかけにご寄付いただきました。これからも自然のままの森として大切に守っていきます。 |
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関東
| 日の出の森トラスト 今日でも開発などにより自然が失われていく中、東京都内に残っている貴重な森です。都市住民にとっての身近な自然として守り、再生しながら、確実に後世に手渡していくことが必要です。 |
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木更津・矢那の森トラスト 木更津市の市街地を通り、東京湾へと注ぐ矢那川の上流にある森です。関東にお住まいの個人の方より寄贈を受けました。現在、関東ではトキやコウノトリの再生を目指す取組が進められており、今回の土地取得は、この取組を後押しするものにもなります。 |
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那須塩原ヒガラの森トラスト 日光国立公園内に位置し、渓谷や森林、山岳景観の美しい塩原地区にある山林です。埼玉県内の企業より寄贈を受けました。鬼怒川温泉と塩原温泉郷を結ぶ高原道路・日塩もみじラインが近くを通り、ヒガラなどの野鳥がさえずり、秋には素晴らしい紅葉が見られるエリアです。 |
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北軽井沢の森トラスト1号地 浅間山の北東側の山麓に位置し、避暑地としても知られる北軽井沢にある森です。標高1,000mほどの高原地帯で、雄大な浅間高原の風景の一部をなしています。 |
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那須野が原の森トラスト 那須岳南麓の那須野が原に位置するトラスト地です。近くを流れる那珂川には、不毛の地であった那須野が原を潤した「那須疏水」の取水口があり、周辺には明治期の開拓の歴史を感じさせる農村風景が残っています。トラスト地は林床にまで光が届く明るい樹林が広がっています。 |
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両神山トラスト 両神山（標高1,723m）は多くの登山客に愛される日本百名山のひとつです。この山頂を含む広大なトラスト地は、篤志家の方々からの大口寄付などにより、 (公財)埼玉県生態系保護協会と共同で購入することで実現しました。今後は、首都圏に住む人々の大切な水源の森や、多くの生き物を育む森として、古くから霊山として崇められてきた山岳信仰や修験道の歴史・文化的な価値も合わせて、この豊かな森を将来の世代に引き継いでいきます。 →プレスリリース（2015.9.29）はこちら |
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北軽井沢の森トラスト2号地 2013年に取得した北軽井沢の森1号地に続き、群馬県内では2カ所目のトラスト地です。南に浅間山を望む標高約1,000mの高原地帯の渓流沿いに位置し、オオルリ・ゴジュウカラ・アオジ・ヤブサメなど、多くの野鳥の声を聞くことができる広葉樹の森です。 |
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若芽の里トラスト トラスト地は、三浦丘陵の一角に位置する屋敷林で、近郊緑地特別保全地区に指定されている衣笠山公園のまとまった緑地と隣接しています。この屋敷林は先祖代々受け継がれてきたもので、周辺で住宅開発が進む中、里山の原風景が残る貴重な場所となっています。この度、所有者の方からの遺言によりこの土地をご寄付いただきました。今後は地域の方々とも連携しながら、隣接する衣笠山公園と一体となって横須賀市の豊かな自然が残る緑地として守っていきます。 |
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| ※2021年12月に、横須賀市へ譲渡し、現在はトラスト地ではありません。 | |||||||||||
赤城山麓の森トラスト 日本有数の広くて美しい裾野を有する日本百名山・赤城山の麓にある保安林です。美しい赤城山麓の風景の一部を構成するとともに、首都圏に水を供給する利根川水系の水源の森となっています。 この度、ネッツトヨタ東京株式会社より「自然環境保全のために役立てていただければ」と、当協会にご寄付いただきました。 赤城山麓周辺では太陽光発電施設やゴルフ場が多くみられますが、本トラスト地は開発されることなく、森のまま守られます。 |
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北軽井沢の森トラスト３号地 北軽井沢の森トラスト１・２号地、赤城山麓の森トラストに続いて、群馬県内で４か所目となるトラスト地を取得しました。浅間山を望む標高約1,000ｍの高原地帯の渓流沿いに位置する広葉樹の森です。一部は2号地と隣接しており、今回取得した3号地とつながって約1.5haのまとまったトラスト地となりました。 |
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中部
富士山高原トラスト 富士山麓では、高度経済成長期に原野商法などによる開発が進み、多くの貴重な自然地が失われています。リゾート開発法のあおりを受け、次々と別荘地開発の対象となっていきました。現在も開発の圧力が高まっています。 私達の協会は富士山とその周辺の自然を、日本の豊かな自然の象徴として、開発から永遠に守り、確実に後世に残していくことが必要であることから、この度、富士山麓の土地をトラスト地にしました。 |
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長良川清流の森トラスト 岐阜市街地に残る身近な森で、鵜飼で知られる清流、長良川沿いにある清水山の一部です。周辺は良好な自然景観地として風致地区にも指定されています。 |
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丸子カモシカの森トラスト 長野県上田市（旧丸子町）にあるこの森には、ニホンカモシカをはじめ、コゲラやルリビタキなど多くの生きものの生息に適した自然が残っています。自然を子どもたちのためにずっと残してもらえるのなら、と贈与を受けた森です。本トラスト地は、野生の生きもののすみかとして、永久に守っていきます。 |
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能登・トキの森トラスト 本州最後のトキ「能里（のり）」が1971年まで生息していた穴水町内にある山林です。トラスト地に近い田んぼでは、佐渡で放鳥されたトキの1羽 が40年ぶりに飛来してきたことも確認されており、将来トキの安息の地となるように永久に守っていきます。 |
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瀬戸川の森トラスト お茶の産地・静岡ならではの茶畑が広がるのどかな里山の風景。その後方に広がる約2haの森です。藤枝市を南流し駿河湾へと注ぐ瀬戸川の流域にあたるこの森は、東京都にお住まいの個人の方が、ナショナル・トラストの活動に賛同し、「日本の自然を守ることにつながるのであれば」という想いから寄付をしてくださいました。 |
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天竜・ギフチョウの森トラスト 浜松市北部に位置する渋川自然環境保全地域内の森です。市の天然記念物にも指定されている「春の女神」ギフチョウが生息する森です。ナショナル・トラストの活動に賛同する静岡県内在住の個人の方から譲渡の申し出を受けて取得しました。 |
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安曇野の森トラスト 本トラスト地は、北アルプスの麓に位置する松川村内と池田町内の2ヶ所にわかれています。安曇野の緑豊かな風景と清流を守る森です。ナショナル・トラストの活動に賛同する個人の方より寄贈を受けました。 |
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白州・水源の森トラスト 山梨百名山の一つ、南アルプスの前衛をなす雨乞岳の麓に位置するトラスト地です。周辺はカラマツの植林地が多く目につく中、トラスト地は様々な樹種からなる雑木林となっています。神奈川県にお住いの個人の方より、相続をきっかけにご寄付いただきました。 |
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越後湯沢・三俣の森トラスト 新潟県と群馬県を結ぶ三国街道沿いに位置する、上信越高原国立公園内の森です。周辺は大規模なスキーリゾートとなっている中、先祖代々で引き継いできた手つかずの原生林の森を守りたいということで、個人の方より、相続をきっかけにご寄付いただきました。 |
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富士宮の森トラスト 富士山の南斜面（標高約600m）に位置する森です。富士山山頂を含む富士箱根伊豆国立公園と富士宮の市街地との間で、富士山の豊かな自然を守るクッションのような役割を果たしています。 |
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下呂の森トラスト1号地 下呂温泉で有名な岐阜県下呂市の南部、夏焼地区内にある約2haの森です。木曽川、飛騨川の河川美で知られる飛騨木曽川国定公園と隣接し、水源涵養林としての機能をはじめ、飛騨川流域の美しい峡谷の風景の一部を構成しています。 |
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下呂の森トラスト2号地 岐阜県中部の飛騨地方に位置し、北アルプスの乗鞍岳南麓を源流とする一級河川、飛騨川の中流に位置する水源の森です。愛知県在住の方より「日本の自然を未来に引き継ぐ活動をしている団体に寄贈し、緑を守ることに貢献できたら」と当協会にご寄付いただきました。 |
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土岐の森トラスト のどかな里山風景が広がる土岐市内にある森です。個人の方から、子どもの頃から親しんだ豊かな緑とそこから出てくるきれいな水を残したいと寄付を受けました。周辺ではメガソーラーの建設等で自然が少しずつ失われてきており、このトラスト地はこうした開発を未然に防ぎ、今までどおり森のまま残されます。 |
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妙高の森トラスト 本トラスト地は、新潟県を代表する山のひとつで、日本百名山・妙高山の裾野に広がる妙高高 原に位置します。オオルリやキビタキなど小鳥がさえずる美しい広葉樹の森です。また、日本海 に流れる関川の上流域にあり、新潟県の水源地域にも指定されています。 当協会は託されたこの森を「妙高の森トラスト」と名付け、改変することなく、自然の恵みを もたらす大切な森として将来世代に引き継いでいきます。 |
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長岡ヤマドリの森トラスト 本トラスト地は、長岡市街地の東側に連なる東山丘陵の一部で、長岡東山山本山県立自然公園 （東山連峰地区）内にある広葉樹の森です。周辺一帯はヤマドリ、アオジ、ノジコ、ホトトギス など自然豊かな山地にすむ野鳥も多く見られる森です。また、日本海に流れる信濃川水系にあ り、新潟県の水源地域にも指定されています。 当協会は、託されたこの森を「長岡ヤマドリの森トラスト」と名付け、改変することなく、自 然の恵みをもたらす大切な森として将来世代に引き継いでいきます。 |
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近畿
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六甲・ヤマドリの森トラスト 六甲山系の一角をなす8.5haの森は、当協会が近畿地方で初めて取得したトラスト地です。当協会の活動に賛同し、継続的にご支援を頂いている、兵庫県内の個人の方より寄贈を受けました。新興住宅地が広がる神戸市内に残された貴重な森です。 |
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有馬の森トラスト 六甲山の北側に位置し、日本三古湯の一つである「有馬温泉」に近い、約13haの広大な森です。保健保安林にも指定されている豊かな森は、県内にお住まいの個人の方より「自然を守るために活かして欲しい」というお申し出があり、寄贈を受けました。 |
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京都・地蔵谷の森トラスト 京都の夏の風物詩のひとつ「五山の送り火」で知られる大文字山の北側に位置する森です。京都と滋賀県大津市を結ぶ志賀街道から400～500m 山側に入った、京都市の東側に位置する山地で、市の自然風景保全地区にも指定され、まちを取り囲む美しい山並みの一部をなしています。信託銀行からの紹介で、大阪府にお住まいの個人の方よりご寄付いただきました。 |
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伊香立の森トラスト トラスト地は森と谷戸で構成されており、将来世代の重要な遺伝子資源である多くの動植物のすみかとなっています。また、比叡山系と琵琶湖をつなぎ、県内の生物多様性を保全するビオトープ・ネットワークの拠点として重要な役割を果たしています。このたび都市再生機構からの譲渡を受け、滋賀県内では初めてとなるトラスト地として保全することになりました。 →プレスリリース（2016.1.28）はこちら |
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京都・嵐山の森トラスト トラスト地は、「嵐山歴史的風土保存地区」「嵯峨嵐山風致地区」「自然風景保全地区」内に位置しており、京都市内でも特に自然豊かな山々と歴史的な資産が集中するエリアにあります。渡月橋を渡る時に対岸に見えている山の一部で、嵐山の歴史的風土を構成する重要な自然風景となっています。所有者の方から土地を寄付したいとのお申し出があり、寄贈を受けました。美しい自然と歴史が織りなす日本の風景を守るため「京都・嵐山の森トラスト」と名付けて所有していきます。 |
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彦根の森トラスト トラスト地は彦根市の市街地から3kmほど離れた笹尾地区内に点在する森で、滋賀県「守りたい育てたい湖国の自然100選」に選ばれた「笹尾の里山」の風景の一部を構成しています。また、トラスト地の森は、彦根市の中心部を流れて琵琶湖に注ぐ芹川の源流にあたり、水源の森として重要な役割を担っています。 →プレスリリース（2016.8.29）はこちら |
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中国
美作・水源の森トラスト 兵庫県にお住まいの個人の方から、「この自然が将来の人々のためになり、永久に守られると聞き、本当に嬉しい」と、岡山県内に所有していた2ヶ所の森をご寄付いただきました。これらの土地は、岡山県央に位置し、県の三大河川のひとつ、吉井川の上流にあたる水源の森です。 |
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津山・水源の森トラスト |
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四国
阿波・水源の森トラスト 新緑や紅葉の美しい景色に誘われ、多くの人々が訪れる奥宮川内県立自然公園に近接する、自然豊かな広葉樹の森です。トラスト地は、阿讃山脈の一端をなし、吉野川流域の大切な水源林でもあります。何十年も前に投資を目的に取得されたようですが、この度、ふるさとの森を公益のために守り続けてほしいと、徳島県内にお住まいの個人の方からご寄付いただきました。 |
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九州
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ツシマヤマネコ・トラスト トラスト地のある長崎県の対馬北部は、世界で対馬だけに生息する野生のヤマネコ、ツシマヤマネコのすみかに適し、対馬特有の生き物が多くすむエリアです。都内在住の方から、対馬の自然を守るために自ら購入された約2haの森を寄付いただきました。寄付者の希望により、「ツシマヤマネコ・トラスト」と名付け、地域の大切な財産として引き継いでいきます。 |
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由布の森トラスト トラスト地は、別府湾に注ぐ大分川流域にある森です。近くには県指定の名勝「由布川渓谷」や棚田の風景が広がり、トラスト地はこの地域の豊かな水を育む水源の森となっています。関東・関西・九州にお住まいの5名から、相続した山林を「山林の寄付という形でナショナル・トラスト活動に参加したい」「親が持っていた森を自然環境の保全のために役立てたい」と当協会にご寄付いただきました。 |
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アマミノクロウサギ・トラスト 奄美大島の南西部に位置する南郷山の稜線から久慈湾に向かって広がる森です。国の天然記念物第一号のアマミノクロウサギをはじめ、大切な多くの生きものがすむ森で、サンゴを育む水源の森でもあります。本トラスト地の取得に際しては、買い取り資金を募る特別キャンペーンを実施しました。 皆様のご支援に心より感謝申し上げます。 |
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アマミノクロウサギ・トラスト 2号地 奄美大島内でも豊かな自然生態系が奇跡的に残る、嘉徳（かとく）エリアにある約5ヘクタールの森です。トラスト地は大きく分けて、嘉徳湾沿い、篠穂川沿いのジャングル、集落周辺の3カ所にあります。このアマミノクロウサギをシンボルとした豊かな森の取得に際しては、買い取り資金を募る特別キャンペーンを実施しています。 |
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アマミノクロウサギ・トラスト 3号地 奄美大島の北部、龍郷町にある約1.7ヘクタールの森です。2013年に瀬戸内町古志にアマミノクロウサギ・トラスト1号地を取得したときに、トラスト活動のことを知った土地所有者が、活動の趣旨に賛同し、ご自身が所有の森を当協会に託したいとのことで取得に至りました。 |
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沖縄
宮古島サシバの森トラスト 宮古島の森は、東南アジアから日本へ繁殖のためにやってくるタカの一種、サシバの渡りの中継地です。 サシバは、環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されている貴重な鳥です。このサシバが羽を休める場所として、この森を永久に守っていきます。 |
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白保アオサンゴ・トラスト 石垣島の東側に位置する白保地区には世界最大級の貴重なアオサンゴ群集が見られる美しい海が広がっています。サンゴ礁は水質の変化にとても敏感で、陸地の土地利用と密接に関わっています。そこで、この地区内の土地を寄付したいとの申し出を受け入れ、豊かな海の生態系を守るためのトラスト地として保全することにしました。（写真：海から見たトラスト地周辺） |
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| ※トラスト地の取得は（公財）日本生態系協会と連携して進めています。トラスト地のうち、日の出の森トラスト、丸子カモシカの森トラスト、津山・水源の森トラスト、美作・水源の森トラスト、能登・トキの森トラスト、六甲・ヤマドリの森トラストの6箇所は日本生態系協会の所有となっています。 | |||||||||||