●国道4号線に近い古河市が都市化の様相を見せ始めている。新4号線の通る猿島は幸いなことに昔のたたずまいがそっくり残っている。そんな環境にある学校の写真をもって、元気な中学2年生がやってきました。モダンな建物に広々とした運動場。羨ましい限り
●訪問を受けて。(ナショトラおじさんの報告)
今までの訪問と異なり、日帰りの研修旅行。ところが予定時刻になっても一向に現れない。11時になっても現れないので、学校へ問い合わせたら「今朝早くバスで出発したのですが、交通渋滞に巻き込まれたらしい」とのこと。
企業見学の前に、大都会の日常的交通渋滞という問題をさっそく体験してしまったらしい。
直後、息せき切って現れた林檎のようなほっぺの4人の乙女。遅れを取り返そうとマラソン並みに走ってきたのかな?協会を訪問したきっかけは、総合学習で気になった大気汚染問題だったそうだ。
予めもらっていた質問の中で、「NGOとNPOのちがい」はについては、用意したプリントをてわたし、「どちらも政府やお役所の力を当てにしないで、自分たちだけの力(資金や労力など)で人々の生活や地球環境を守っていこうとする団体の行動」と説明。
「社団法人 日本ナショナル・トラスト協会」の仕事については訪問資料を見ながら、
(1)トラスト活動の促進・援助。
(2)調査・研究・情報提供や提言。
(3)国内・海外のネットワーク活動。
(4)環境教育と普及啓発活動。
(5)ボランティアの指導育成にふれる。
もっとも関心の高かった「大気汚染問題」の原因を逆に質問する。「自動車の排気ガス」
「工場の媒煙」「フロンガス」そして関連する地球全体の問題点「温暖化」の原因としての森林問題。京都議定書に始まった地球温暖化対策。「アジェンダ21」「ヨハネスブルグサミット」など産業の盛んな先進国と開発を迫られる発展途上国とのくいちがいや、
各国の利害がからんで足並みがそろわないことなど、生徒の表情は真剣。
富士山トラストの何百年先の実現を目指す活動、柿田川のその気になれば誰にも出来るトラスト活動など、ボランティア活動と日常の取り組み、人間として必要な資質など、後半は時間に追われて一方通行のようになった。果たして理解してもらえたかどうか。
特にお説教みたいな内容だったので。
礼儀正しいお礼の言葉を残して、次の集合場所「東京駅」へ向かった。 |
学校要覧表紙, 見開き
|
←正面玄関 |
|
←広々とした
三和東中グラウンド |
協会に来てくれた学校のページへ
|