協会に来てくれた学校のページ

山形県村山市立楯岡中学校2年生 みなさんのページ

●訪問データ●

訪問日 平成15年9月10日(水)
人数 2人
学校の場所 山形県村山市楯岡
●蔵王国定公園と磐梯朝日国立公園に挟まれた山形盆地、その北端にあるのが村山市。つい先日山寺へ行ったばかりなので、もう少し足を伸ばせば良かったと悔やまれる。でもどっちを向いても雄大な自然を見られる、そんな山形の近くから来てくれた二人です。
●「ナショナル・トラスト協会を訪問する動機は?」の問に「総合学習を通して興味を覚えたが、わからないことがばかり」と異口同音。一言で理解できることではなしけれど、人類にとって大事なことばかりだよね。
● 「ふるさとの自慢は」すかさず「周りの自然全て」そうだよね。毎日眺める風景は、どこを見てもホッとするね。都会暮らしには羨ましい限り。

訪問を受けて(ナショトラおじさんこと 岩切正睦より)
山形・楯岡中のお客様は女性だけの2名。「分からないことばかりです。よろしく」30分も早く来て学習しようと、その意欲には圧倒される。おじさんの紹介とあわせて、社団法人日本ナショナルトラスト協会の仕事のせつめいをする。全国に散らばるナショナル・トラスト団体との情報交換や相互協力、国際的イベント交流をはじめ、幅広い様々な活動の概略を説明。

ナショナル・トラスト活動は、一人ひとりのボランティア活動が集まり大きな力となってできること。だから子どものうちからボランティア活動を出来る人になろうとすすめる。

「世界的に問題になっている環境問題は?」の問に「温暖化」が出てくるあたりはさすがだ。シベリアの森林地帯、インドネシアを中心とする熱帯雨林、アマゾン川流域のジャングル。この森林地帯がなくなったら地球は終わりといわれていることを力説する。
原因になっている二酸化炭素を減らす努力も欠かせないことも。現実には各国の利害が優先して、話し合いがすすまないことが情けないとも話す。

将来に向けて、自然を大切にし環境を保護してくれる人になって欲しい。そのためにも家族との心の交流、学校での生活(友達との交流・当番活動)を充実させることなど
少々お説教になったが、おじさんの話を分かってくれたと信じたい。
あっという間の2時間、爽やかな秋の気配のような2人だった。

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