●訪問を受けて(ナショトラおじさんこと岩切より)●
今年も中学校の皆さんが協会を訪問してくれる時期を迎えた。
今年度第1号の和田山中学校の三年生が訪問しました 。
進路指導の一環としての職場訪問とはいえ、ナショナルトラスト協会を選んでくれたことは、学校当局と来訪中学生の自然への関心の高さが感じられ、頼もしい限り。
中学生らしいきちんとした挨拶と服装、好印象をうける。期待した職場とはかなりかけ離れた部屋の様子に戸惑い気味の顔、顔。何しろ営利を求める企業と異なり、一目で見渡せる室内。
静か過ぎる室内で仕事をしている数人の女性のみ。戸棚に囲まれた変哲のない事務所のたたずまい。初めに用意されていた質問に答える形で話が進む。
初めの緊張の面差しもいつしかほぐれ、,笑顔もみられるようになった。 「ナショナル・トラストの意味は に始り 日本での始まりは 全国的に同じような仕事を?
社団法人 日本ナショナルトラスト協会の主な仕事は トラスト地の見学は可能か」 など。
前もって用意された質問事項にしたがって話しはすすむ。
「ナショナル・トラストの日本での一番目は鎌倉(町並みと建物)、二番目は天神崎(海岸)、そして知床(原生林) その後ぞくぞく。
トラスト活動の内容によって仕事は同じではない。
社団法人 日本ナショナルトラスト協会の仕事の内容など 普段はそれぞれが自分の仕事をしているのだから活動の時間に使えない。
土・日・祭日が活動に使う。だからノンビリすることはめったにないよ。もちろんボランティアだよ ナショトラおじさん」の話、わかってもらえたかな。
協会の組織的な運営や、活動の規模に関すること、これまでの実績に関する質問は事務局の方にもお願いするなど、時間の経つのも忘れてしまうほど。
最後に「会員になるには」 会費を納めればいつでも会員になれるが、「自分からすすんで課題を求め、自分から積極的に取り組む姿勢を持っていること,
物を大事にすること、 自然を大事にしようと心がける人だけに資格があるよ」少々説教がましくなったが、6人の表情から、分かってもらえたと確信している。
最後に山寺の宣伝をさせてもらう。「ふるさとの自慢できるところは」の質問に、みんなは声をそろえて「山寺を含めたふるさと全部」と胸を張って答えてくれた。
そして自分たちで作ったパンフレット。おじさんは山寺へ行ったたことがあるが、みんなの案内ならもう一度行ってみたいよ。自然の豊かさを誇れる皆さんが羨ましくてしかたがないよ。
(ナショトラおじさん) |