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東京都武蔵村山市立第三中学校2年生のみなさんのページ


●訪問データ●
訪問日 平成18年11月7日(火)
訪問者 東京都武蔵村山市立
第三中学校2年生
人数 6人
学校の所在地 東京都武蔵村山市神明4-117-1



● 今学期最後の訪問校として 珍しく都内の中学校からの訪問。といっても、東京23区内とは異なり、武蔵野と埼玉県とが接する緑豊かな地帯。でも住宅がドンドン増えているよね。

● 山口・狭山両貯水池の南面の麓に位置する武蔵村山市。「トトロの森」に詳しい生徒がいるだろうとの期待は見事にはずれ。名前も知らない生徒がいたので、びっくり。

● 訪問を受けて(ナショトラおじさんこと 岩切より)

初めに自己紹介かたがた 訪問の目的を聞いた。自然豊かな環境に育っただけに、これからの環境を危惧する気持が感じられる。

用意してくれた質問の中から、先ずナショナル・トラスト運動についての概要を説明。
ナショナル・トラスト運動発祥の地イギリスでの当時の状況を話し、日本での活動に移る。活動をしていて、計画通りに出来たときや、見知らぬ人からの暖かい言葉かけ、小さい子供からのお小遣の寄附などが元気が出ることを話した。逆に 仕事をした場所を夜中に荒らされてガックリした団体の人の話など。要は 環境保護の活動をする上で最も大切なことは、粘り強い取り組みと、環境を守ろうとする人の心と心の結びつきだと説明。

「柿田川みどりのトラスト」の元通りの自然に戻すまでの十数年の取り組み、「富士山トラスト」の先の見えない活動の取り組みについて説明、「今自分たちが始めなければ、誰もやらない。始めることで、誰かに引き継がれ、いつかは実現する」ということに聞き入る子ども達の表情は真剣そのものだ。

最後に「ボランティアの心得」に触れ、学校で行っている当番活動を例に、自分の心次第で、いつでも誰でもボランティア活動ができることを話す。そして最後に「人間として大切なこと」として、挨拶の励行、他人への思いやり、良い意味での自己主張の大切さを強調した。それがボランティアにつながり、ナショナル・トラスト活動のできる「環境に優しい日本人へ」につながる道だと話した。

午後は「浅草」へ。昔の江戸情緒をどれだけ探し出せるか、楽しみだ。




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