協会について

私たちの活動は、
この国のうつくしい自然を、未来へつなげていくこと。
市民や企業、みんなの思いを集め、土地を取得して守っています。

設立経緯

1960年代に鎌倉で日本初のナショナル・トラストが始まって以来、各地でトラスト活動が芽吹き、広がっていきました。しかし、日本のトラスト活動は全国組織を持たないため、各地のトラスト団体がそれぞれ独自の活動を展開し、発展をしていきました。
その後、勢いを増す開発に対応するネットワークや中央組織が強く望まれるようになり、その結果、日本全体でトラスト活動を推進するため、1983年に「ナショナル・トラストを進める全国の会」が結成されました。
この「全国の会」が1992年に法人化されて、「社団法人日本ナショナル・トラスト協会」となりました。そして20年後の2012年7月、公益社団法人へと移行し、現在に至っています。

2007年からの土地取得開始について

当協会は、1992年の設立当初は、自ら土地を所有せず、各地のトラスト団体への情報提供や全国大会の開催、普及啓発やロビーイング等を通じて全国組織としての役割を果たしてきました。しかし、国内には、急いで守らなければ絶滅しそうな生きものや、失われそうな美しい風景がたくさんあります。また、公益団体への財産の遺贈・寄贈への関心も高まり、こうした新しいニーズへの迅速な対応も必要となりました。そこで、2007年に方針を転換し、協会としても土地を積極的に取得していくことにしました。

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