協会に来てくれた学校のページ

岩手県盛岡市下橋中学校2年生 みなさんのページ(2002年)

下橋中学校のみなさん

●訪問データ●

訪問日 平成14年11月14日(木)
人数 5人
学校の場所 岩手県盛岡市
 今年も盛岡市の下橋中学校の皆さんが協会を訪問してくれた。学校では毎年の行事として、学校行事に組み入れてくださっているが、協会としてはナショナル・トラストを理解してもらう絶好の機会として、大歓迎だ。今年を締めくくる最後の訪問校になった。

早々と湯島天神詣でを済ませた元気な中学生の挨拶が薄寒い空気を突き抜ける。気持ちの良い挨拶の後、早速自己紹介。これからの2時間が楽しみだ。早速 社団法人日本ナショナルトラスト協会の紹介に入る。ガイドブックとパンフレットを参考に、活動の概要と組織について説明する。
続いて質問に答える形ですすめる。
「仕事をやっていて、生きがいを感じますか」 ナショトラおじさんの仕事は、子ども達に自然の大切さを分かってもらうこと。全国大会での子ども達との出会い、その後の半年にも及ぶ手紙の交換を通して子ども達の自然保護への熱い思いに触れたとき。これこそ生きがいを感じた瞬間だった。

「これからの日本がどう変わって欲しいか」逆におじさんから問い掛けて驚いた。「物の豊かなはずの日本人は何となく暗い。一人ひとりの意識が全てにわたって低い気がする。いまの環境を洗い直す必要がある。環境先進国として手本になることが大事。」いまの日本をズバリと言ってのけられて本当にびっくり。砂漠化によって餓死寸前にまでに追い込まれているチャドの国民の明るさと対比して思ったそうだ。

「中学生をはじめ一般の人々にできることは」 人間として大切な挨拶の励行、日常的な清掃習慣、家族・学校・友人・地域・国への愛情と誇り。そして各種募金への協力が大切。何と言っても生きていく基本は、家庭内での人間関係をしっかりすること。これがやがて友達、地域、社会の連帯につながる。トラストの生命はこれと人のために尽くすボランティア精神だよ。
ナショトラおじさんの話し、少々くどくなったかな。

「いまの地球環境をどう思うか」 世界中の人が地球の前途を危ぶんでいる。京都議定書が未だ発効できない現実、ヨハネスブルグ・サミットで少しは前進したものの、各国の利益優先の姿勢を早く変えて欲しい。宇宙船【地球号】が順調に進むために。
阿部班長・井上副班長以下、熱心なみなさんの熱意で、あっという間の2時間が過ぎた。

丁寧にお礼を言われて、「きちんと話して上げられたかな」と反省ばかり。もっともっと将来への希望や夢を聞きたかった。機会があったらまた会いたいね。
「あんな中学生を見ていると、日本の将来は前途ようようだね」とは事務室にいた皆さんの感想。

「礼儀正しい日本人がここにもいた」「どんな育ち方をしたのかな。家庭かな?見ならわなくては」そんな嬉しい会話に溢れた1日だった。
ナショトラおじさん
現在の校舎です。
旧校舎です。